【エルパト脱却】バーキン・ケリーが手に入る人の条件|優遇される顧客とは

2025.09.27

エルパト脱却 エルメス 枠バッグ 優遇される人の特徴とは?

この記事をご覧の皆さんは、エルメスのバーキンやケリー、いわゆる「枠バッグ(購入制限を設けているバッグ)」を、手に入れたいと思っても簡単には買えないことをご存じのことと思います。

「エルパト(エルメスパトロール)」で在庫のある店舗を探す方もいますが、購入は非常に難しいのが現状です。

しかし実は、エルメス側に優遇されやすい顧客には、一定の特徴や条件があるとされています。

この記事では、買取の現場でエルメスからバッグを購入されているお客様から伺った、比較的リアルな体験談をもとに、バーキン・ケリーを出してもらいやすい人の特徴や、実際の購入体験をご紹介します。

さらに最後には、「これを意識するとバッグが手に入りやすくなるかもしれない」という2つのポイントも解説します。

エルメスでの買い物をよりスムーズかつ有利に進めるためのヒントになる内容になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。


エルメスのバッグが手に入りにくい理由

エルメスのバッグが手に入りにくい理由

エルメスのバーキンやケリーは、世界中で圧倒的な人気を誇る一方で、簡単に購入できるわけではありません。

これは単に「人気が高いから」という理由だけではなく、エルメス独自の販売戦略やブランド哲学が大きく影響しています。

まず、エルメスでは店頭に展示されている商品はあくまで「その時に販売したい商品」であり、枠バッグのようなアイテムは、エルメス側が認めた一部の顧客に優先して案内するという独自のシステムがあると言われています。

こうした優先案内を受けるためには、過去の購入実績や担当者との信頼関係が不可欠とされています。

また、エルメスは創業以来、貴族や富裕層を主要顧客としてきた歴史があります。

現代においても、この顧客層をターゲットとしたブランディング戦略を徹底しており、「社会的地位や購買力のある顧客」にバッグを優先的に提供することで、ブランド価値を維持しています。

つまり、エルメスのバッグが手に入りにくい背景には、単なる需要の高さだけでなく、ブランド戦略としての「選ばれた顧客にしか売らない仕組み」が存在しているのです。この独自の仕組みを理解することが、購入への第一歩になります。

顧客ストーリー|購入実績作りの道のり

購入実績作りの道のり

エルメスでバーキンやケリーを手に入れるためには、単発の購入だけでなく、継続的な購入実績を積むことが重要です。

ここでは、私が接客していく中でお客様から見聞きしてきた “エルメスでバッグを手に入れるまでのストーリー” をご紹介していきます。

①入店後、数分で数百万円の購入


あるお客様は、友人がエルメスを愛用しているのを見て「私も素敵なバッグが欲しい」と思い、エルメスのお店を訪れました。

しかし、当然ながら店頭には希望のバッグはありません。そのため、この方はその時店頭にあった商品を選び、入店してわずか数分で数百万円の買い物をしました。

ここでポイントになるのは、その時にお店にあったもの、つまりは “エルメスが「売りたい」と考えている商品” を買っているということです。

店頭に並ぶアイテムには、ブランド側の意向が反映されているので、その商品を購入することでエルメスから見ても大切なお客様として認識されます。

そして、この第一段階の大きな買い物を経て、何が起こったかと言うと、担当さんから名刺を受け取ることができました。これが、担当者との関係を築く最初の一歩となるのです。

②1年かけて1,000~1,500万円分の購入


初回の数百万円の買い物で担当者から名刺を受け取った後も、すぐに希望のバッグが手に入るわけではありません。

このお客様の場合、担当者との関係を築きながら、1年かけて約1000万円~1500万円分の商品を購入しました。

その間、担当者の連絡先は知らなかったため、都度お店に電話をかけて「〇〇さんは出勤されていますか?」と確認しながら来店していました。

こうしたやり取りを重ねることで、徐々に信頼関係が深まり、担当者の方からエルメスアカウントでのLINEを紹介してもらうことになりました。

つまり、エルメスでバッグを手に入れるには、一度の大きな買い物だけではなく、継続的に購入実績を作ることが鍵になります。

これくらいの買い物をしているお客様になるとある程度の要望が通るようになり、バーキンやケリーなどのバッグが買えるようになってきます。

ただ実はそれでも完全に狙った色や素材でバッグを出してもらうのは難しいとされています。

③【余談】担当不在の店でバッグは買えるか?


ここまで担当者との関係構築や購入実績を作るのが大切ということをお話しましたが、では担当者がいない店舗では本当にバッグは購入できないのでしょうか。実際に、このお客様も試してみたそうです。

結果としては、担当者が不在の店舗でも、”バッグは買えた” ということでした。

しかし、担当者がいる場合はバッグ単体で購入することができたが、担当者がいない店での買い物はバッグの他に別の商品もあわせて購入する必要があったということでした。

つまり、希望のバッグ単体を狙うなら、やはりしっかりお付き合いしている担当者がいるお店で購入を基本とする方がよいという事になります。

まとめ|バッグが優遇される2つのポイント


ここまで、エルメスでバッグを手に入れたお客様の体験談をもとに、「購入実績の積み方」や「担当者との関係づくり」について解説してきました。

最後に、実際にバッグを提案されやすくなる可能性がある2つのポイントをご紹介します。

    バッグを買いやすくするポイント

  • ① できる限り担当は固定する
    エルメスでは、担当者との関係性が非常に重視されます。実際、バーキンやケリーを手にしている方の多くは「この人にお願いしたい」と担当を固定し、長期的に信頼関係を築いています。エルメスはもともと「特別なお客様と長くお付き合いをしたい」というブランド哲学を持っており、いわば“貴族的”なお客様像を大切にしています。担当者を大切にし、誠実にお付き合いを続けてくれる顧客は、店舗やブランドにとっても「信頼できる大切なお客様」と見なされやすくなります。

  • ② 担当・店舗側が買ってほしい商品ジャンルを見極める
    担当者との関係を築いたうえで重要なのが、その時期に店舗側が「特に販売したい」と考えている商品ジャンルを把握することです。エルメスでは、バッグ以外のアパレル・インテリア・ジュエリーなど、時期によって販売強化しているカテゴリーがあります。そのジャンルの商品を積極的に選ぶことで、店舗側から「協力的なお客様」と認識されやすくなり、結果的に希少なバッグを提案してもらえる可能性が高まります。

この2つのポイントを抑えて実践しても必ずバッグが手に入るわけではありませんが、エルメスが大切にしている「長期的な顧客とのお付き合い」を意識することで、バッグを提案される可能性が高まるのは確かです。

今後エルメスでの買い物を検討している方は、ぜひ今回のポイントを参考にしながら、自分なりのスタイルで「信頼されるお客様」になることを目指してみてください。

より詳細な内容はYoutubeでも解説しています。よろしければこちらもご覧ください。


retroでは、ブランド品の買取サービスを行っております。

ブランド品の売却でお困りの方は弊社の無料査定サービスのLINE査定よりお問い合わせをお待ちしております。

光るボタン
\Amazonギフト券プレゼントキャンペーン実施中/
LINE 無料 LINE査定こちら

この記事を書いた人