金価格高騰中!貴金属(ゴールド)を賢く売るためのポイント徹底解説

2025.10.12

金価格高騰中!貴金属(ゴールド)を賢く売るためのポイント徹底解説


2025年10月上旬、金は連日のように史上最高値を更新。自民党総裁選で高市早苗氏が初の女性総裁に就任したことを受けて円安・株高が進行し、米国ではAI・半導体関連株がNASDAQを押し上げて株高の流れになっています。

さらに仮想通貨市場も、トランプ大統領による新法案の可決をきっかけに国策レベルでの支援ムードが広がり、あらゆる市場が「バブル相場」の様相を呈していました。

しかし、10月10日(金)を境に状況は一変。26年続いた自公連立政権の終焉、そして中国によるレアアース輸出制限への報復として、トランプ氏が対中関税100%を表明したことで、株式市場が急落。日経平均先物は暴落し、一気に不安定な相場環境へと変化しました。

このような不確実性が続く市場の中で、「金」は安全資産として高値圏を維持しています。

本記事では、この歴史的な高値圏にある金や貴金属を、いかにして高く売るかについて、具体的な方法を詳しく解説します。



なぜ今、金は最高値更新し続けるのか?

金価格高騰中!貴金属(ゴールド)を賢く売るためのポイント徹底解説

2025年10月現在、金価格は4,000ドル/ozの大台を突破し、史上最高水準に達しています。

その背景には、政治・経済の不安定さ、各国中央銀行による金の大量購入、そして貨幣価値の下落という主に3つの要因が大きく関わっています。

まず注目すべきは、中央銀行によるゴールド買い増しの加速です。ロシアによるウクライナ侵攻以降、地政学的リスクの高まりを背景に、各国がドル依存から脱却する動きを強めています。

その結果、2024年の中央銀行による金購入量は例年の約2倍に達し、2025年もこの流れが続いていると報じられています。これは、各国が自国通貨の安定と経済リスクへの備えとして、金を戦略的に保有し始めたことを示しています。

加えて、トランプ大統領による強硬な関税政策の継続が、世界貿易の先行き不透明感を高めています。投資家の間ではリスク資産への警戒感が強まり、結果的に「安全資産」である金に資金が流入。政治的な混乱が深まるほど、金の存在感はより際立っています。

さらに、通貨安とインフレの進行も金高騰の一因です。各国通貨の実質的な価値は下落し、原材料や物流コストの上昇も続いています。その結果、インフレヘッジ(資産防衛)手段としての金需要も世界的に拡大しています。

このように、地政学リスク、通貨不安、インフレ懸念が重なった結果、金はかつてないほどの需要を集め、価格は史上最高水準へと押し上げられているのです。

高く売るための2つのポイント

金価格高騰中!貴金属(ゴールド)を賢く売るためのポイント徹底解説

金や貴金属を少しでも高く売却するためには、以下の2つのポイントを理解し、実践することが大切です。単に持ち込むだけでは、本来の価値を引き出せないこともありますので、参考にしてみてください。

1. 買取相場を自分で調べる

貴金属の買取価格は、国際的な金価格に連動して日々変動します。買取業者が提示する価格の基準となるのは、東京工業品取引所などで公開されている金の取引価格です。

しかし、一般の買取価格は、この取引価格から業者の手数料などが差し引かれた金額となるため、直接的な取引価格とは異なります。

そのため、売却を検討する際は、まず東京工業品取引所のウェブサイトなどで現在の金価格を調べ、国際的な価値を把握することが重要です。

金価格は毎日、数十円から数百円単位で変動するため、日々の相場をチェックし、できるだけ高いタイミングを狙うことが高額売却の鍵となります。

また、金の純度(例:24金、18金など)によっても価格は大きく異なるため、ご自身で貴金属の純度を確認し、それぞれの相場を把握しておく必要があります。

2. 信頼できる買取業者を選ぶ

高額売却を実現するためには、信頼できる買取業者を選ぶことが非常に重要です。

まず、買取価格をウェブサイトなどで明確に公表している業者を選びましょう。

この際、「業者取引価格」「一般買取価格」の違いに注意が必要です。一部の業者は法人向けの取引価格のみを掲載している場合があるため、一般の消費者が実際にその価格で買い取ってもらえるのかを必ず確認してください。

また、貴金属の中には刻印がないものや、純度が不明なものも存在します。このような場合でも正確に査定できる、X線検査機などの専門機器を導入している業者を選ぶことが推奨しています。

例えば、X線検査では、金製品に含まれる金の割合(例:75%が金であれば18金)だけでなく、銀や銅といった他の金属の割合も詳細に分析することが可能です。

これにより、刻印がない貴金属でも適正な価格で買い取ってもらえる可能性が高まります。

Youtubeでも解説しています。撮影日が2025年4月となりますが、X線検査機を実際に使用した例が確認できますので、よろしければご覧ください。


査定額をさらにアップさせる秘訣


貴金属の査定額をさらに高めるためには、いくつかの秘訣があります。

まず、ブランドジュエリーでなくても、鑑定書や箱などの付属品があれば、査定額がプラスになる可能性があります。

特に、ダイヤモンドなどの宝石が付いているノーブランドジュエリーの場合、その品質を証明する鑑定書は非常に重要です。鑑定書がないと、せっかく高品質な宝石であっても評価が下がってしまうことがあるため、可能な限り付属品を揃えて査定に出しましょう。

また、デザイン性の高いジュエリーや、人気のデザインに似たジュエリーは、地金としての価値だけでなく、デザイン性や希少性も評価され、地金の価値以上に高額で買い取られることがあります。

このようなジュエリーを売却する際は、査定を依頼する前に、LINEなどの手軽な方法で「宝石やデザインも評価してくれるか」を事前に問い合わせてみることをお勧めします。

専門のバイヤーがいる業者であれば、地金以外の価値も適切に評価してくれます。

まとめ|最高値更新中の今がチャンス!


金価格が歴史的な高値を記録している今、貴金属の売却は絶好のタイミングです。

本記事でご紹介した「買取相場を自分で調べる」ことと「信頼できる買取業者を選ぶ」という2つの重要ポイントを押さえることで、お手持ちの貴金属ができるだけ高く売れるようになります。

さらに、鑑定書などの付属品を揃えたり、宝石やデザインの評価もしてくれる業者を選ぶことで、査定額をさらにアップさせることが期待できます。

この機会に、ぜひ貴金属の売却を検討してみてはいかがでしょうか。

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