【エルメス】高額買取を左右する革素材を徹底解説!

2025.11.12

【エルメス】高額買取を左右する革素材を徹底解説!

エルメスのバッグは、世界中の人々を魅了する最高級のステータスシンボルです。

しかし、バッグの価値が使われている「革素材」によって大きく左右されることをご存じでしょうか。

定番のバーキンやケリーに使われる革は60種類以上にも及び、素材の違い一つで、買取価格が数十万円、場合によっては100万円以上も変わってくることもあります。

本記事では、エルメスの人気素材である「トゴ」「エプソン」「トリヨンクレマンス」などの特徴を徹底比較。

さらに、高額な「エキゾチックレザー」が買取市場で意外な評価を受ける理由まで、素材と買取相場の関係を詳細に解説します。

エルメスのバッグの購入や売却を検討されている方は、ぜひご一読ください。


高価買取が狙える素材4選


一見すると同じように見えるエルメスの革ですが、素材によって大きな違いがあります。

使用される革の種類や加工方法、そしてその革が持つ質感や耐久性によって、バッグの印象や使い心地だけでなく、リセール価格(買取相場)にも明確な差が生まれます。

この章では現在特に高価買取が狙える代表的な4つの素材(トゴ、トリヨンクレマンス、エプソン、ボックス)について、それぞれの特徴と買取傾向を詳しくご紹介します。

トゴ|人気・高相場


エルメス スカーフ
特徴詳細
原料オスの小牛の革
硬さ革の硬さと柔らかさのバランスが良い
見た目シボ(革の目)が比較的小さい。血筋(血管の線)が目立つ。
用途バーキンなど、バッグの美しい形を保つのに適している。最も定番。
買取相場全素材の中で最も高く、定価を超えるケースも多い。
トゴは、そのバランスの良さからエルメスの素材の中で最も定番とされており、買取相場も非常に高いのが特徴です。

トリヨンクレマンス|柔らかくカジュアル


エルメス スカーフ
特徴詳細
原料オスの成牛
硬さ柔らかい
見た目シボ(革の目)がトゴと比べると大きい。血筋はあまり目立たない。
用途インザループやピコタンなど、柔らかいフォルムのバッグによく使われる。
買取相場トゴと比べると買取金額は下がる傾向にある。
トリヨンクレマンスは柔らかく、カジュアルな印象のバッグに使われることが多い素材です。

同じバーキン25でも、トゴであれば235万円の買取価格に対し、トリヨンクレマンスだと180万円程度と、 1〜2割ほど買取金額が落ちる可能性があります。



<買取例(バーキン25の場合)>
素材買取価格(目安)備考
トゴ235万円定価(約190万円)を上回る高額買取の例
トリヨンクレマンス180万円トゴと比較して1〜2割程度下がる

エプソン|シャープで上品


エルメス スカーフ
特徴詳細
原料オスの小牛の革
硬さ硬い
見た目トゴよりさらに目の細かい加工が施され、シャープな印象。型崩れしにくい。
用途カチッとしたフォーマルなシーンに映える。
買取相場トゴと並ぶ人気素材。ケリーなど、アイテムによってはトゴより高値が付くこともある。


エプソンは型崩れしにくく、シャープでフォーマルな印象を与える素材です。

バーキンではトゴが人気ですが、ケリーではエプソンの方が人気が高いなど、アイテムによって人気の素材が異なる のが特徴です。



<買取例(ケリー25)>
素材買取価格(目安)備考
エプソン181万円黒色で状態が良い場合。トゴよりも高値が付く傾向。
トゴ160万円程度エプソンと比較してやや下がる傾向。

ボックスカーフ|ツヤのあるクラシック素材


エルメス スカーフ
特徴詳細
原料小牛の革
硬さ
見た目光沢のあるツヤ感が特徴。クラシックなバッグに多く、ヴィンテージ品にも使われる。
希少性質の良い革の入手が難しく、近年は製造が珍しい。
買取相場製造の新しいものはトゴやエプソンと同等。ヴィンテージ品も状態が良ければ高額買取の可能性がある。
ただし、傷や汚れが目立ちやすい繊細な素材のため、保管状態が価格に大きく影響する。


ボックスカーフは、昔からエルメスが作り続けているクラシックな素材です。

ツヤ感があり高級感がありますが、非常に繊細で傷がつきやすいという特徴があります。

状態が良ければヴィンテージ品でも高額買取が期待できますが、保管状態が悪いと価格が大きく下がる可能性があります。

定価高いが買取は控えめの素材



エキゾチック(アリゲーター)|高級素材


エルメス スカーフ
特徴詳細
希少性動物保護の観点や職人の技術が必要なため、市場に出回る数が非常に少ない。
定価非常に高額(例:アリゲーターのバーキン25は定価800万円程度)
買取相場定価から考えると、実はあまり良くない。 定価を大きく下回るケースが多い
(例:定価800万円のバーキン25が買取600〜700万円程度)。
エキゾチックレザーは定価が非常に高額ですが、買取市場では定価を大きく下回る傾向にあります。その理由は、「価格が高すぎる」ことにあります。

中古市場で数百万〜数千万円の価格帯になると、その金額を出せる顧客層は「中古で買うなら、自分でブティックで新品を買いたい」と考えるため、需要が限られてしまうのです。

一方、トゴなどの通常の革のバーキンは、定価(約190万円)に対し買取価格が235万円と定価を超えるケースもあり、中古市場での需要の高さが伺えます。

まとめ|素材で変わる価値


エルメスのバッグは、素材によってその価値が大きく変わります。

  • トゴ
    最も人気が高く、買取相場も安定して高い。迷ったらトゴを選ぶのが無難。

  • エプソン
    トゴと並ぶ人気。ケリーなど、アイテムによってはトゴより高値が付くこともある。

  • トリヨンクレマンス
    トゴよりカジュアルで柔らかい。買取相場はトゴよりやや下がる。

  • ボックスカーフ
    クラシックで繊細。状態の良さが買取価格を大きく左右する。

  • エキゾチックレザー(アリゲーター)
    定価は非常に高いが、買取では定価割れする可能性が高い。

エルメスのバッグの購入や売却を検討する際は、素材ごとの特徴と市場の需要を理解しておくことが非常に重要です。

より詳細な内容はYoutubeでも解説しています。よろしければこちらもご覧ください。


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