マックスマーラ「テディベアコート」の買取相場を徹底解説|高く売るためのコツ
2025.10.16

冬の定番アウターとして人気を誇るマックスマーラの「テディベアコート」。
ふんわりとしたウールとアルパカ素材による独特の質感が魅力で、発売から数年経った現在も中古市場で高い需要があります。
そんなテディベアコートは、状態やシーズンによっては高価買取が期待できるアイテムのひとつです。
この記事では、マックスマーラ「テディベアコート」の最新買取相場をもとに、少しでも高く売るためのコツを詳しく解説します。
ご愛用していたコートを手放す際や、クローゼット整理を検討している方に役立つ内容をお届けします。
マックスマーラ「テディベアコート」とは

マックスマーラの「テディベアコート」は、2013年のコレクションで初登場したブランドを代表するアイコンアウターです。
ふわふわとしたボリューム感と、包み込まれるような着心地の良さから “着る毛布” とも称され、世界中のファッショニスタに支持されています。
最大の特徴は、上質なウールとアルパカをブレンドしたボア素材。軽くて暖かく、見た目のラグジュアリーさだけでなく、実用性にも優れています。
また、マキシ丈のシルエットやオーバーサイズのデザインが特徴で、羽織るだけでエフォートレスなスタイルを演出できるのも人気の理由です。
日本でもSNSや雑誌で取り上げられたことをきっかけに注目が高まり、現在ではブランドを象徴する定番アイテムとして定着しました。
近年はショート丈やフード付きなどの派生モデルも登場しています。
大政絢さん着用画像
矢田亜希子さん着用画像
マックスマーラ「テディベアコート」の買取相場
マックスマーラのテディベアコートは、一般的な洋服よりも高いリセール率を誇るアイテムです。
特に人気カラーのキャメルやサンド、ラインは「テディベア アイコンコート」や「テディベア ケープコート」は定価に対してリセール率が高く、高価買取が期待できます。
対して、ショートコートやジレなどは、中古市場では高値で販売することが難しいお品物になるので、買取金額が安くなる傾向があります。
買取相場の目安としては、ラインや製造年によって以下のような幅があります。
イメージ | アイテム名 | コンディション | 買取目安 | リセール率 |
---|---|---|---|---|
![]() | テディベア アイコンコート (現行モデル|定価:606,100円) | ほぼ未使用 (Sランク) | ~200,000円 | 約33% |
![]() | テディベア アイコンコート (旧モデル|定価:約550,000円) | ほぼ未使用 (Sランク) | ~180,000円 | 約33% |
![]() | テディベア ショートコート (現行モデル|定価:553,300円) | ほぼ未使用 (Sランク) | ~150,000円 | 約27% |
![]() | テディベア ショートコート (旧モデル|定価:約500,000円) | ほぼ未使用 (Sランク) | ~120,000円 | 約24% |
![]() | テディベア ケープコート (現行モデル|定価:326,700円) | ほぼ未使用 (Sランク) | ~120,000円 | 約37% |
![]() | テディベア ケープコート (旧モデル|定価:約250,000円) | ほぼ未使用 (Sランク) | ~100,000円 | 約40% |
![]() | テディベア ジレ (現行モデル|定価:356,400円) | ほぼ未使用 (Sランク) | ~70,000円 | 約19% |
![]() | テディベア ジレ (旧モデル|定価:約300,000円) | ほぼ未使用 (Sランク) | ~60,000円 | 約20% |
![]() | テディベア ロング ジレ (現行モデル|定価:534,600円) | ほぼ未使用 (Sランク) | ~100,000円 | 約19% |
![]() | テディベア ロング ジレ (旧モデル|定価:約350,000円) | ほぼ未使用 (Sランク) | ~80,000円 | 約23% |
定番のアイコンコートであれば、最大で20万円弱の買取になるケースも少なくありません。
一方、使用感が強いものやサイズが特殊なモデルは相場よりやや低くなることも。ただし、テディベアコートは流行の変化に左右されにくい定番アイテムのため、年数が経過していても一定の需要があります。
テディベアコートを高く売るためのコツ
マックスマーラのテディベアコートは、中古市場でも需要の高い人気アイテムです。
しかし、売りに出すタイミングや店舗選びによって、査定額が数万円単位で変わることもあります。
ここでは、少しの工夫で買取価格を引き上げるための具体的なコツを紹介します。
シーズン前に売る
テディベアコートは秋冬シーズンに入る直前、9〜11月頃が最も高く売れやすい時期です。
寒くなる前に需要が高まり、買取店が在庫を確保しようとするため、通常より査定価格が上がりやすくなります。
反対に、春夏シーズンは需要が落ち着き、在庫リスクを避けるために査定額が低くなる傾向があります。
また、トレンドカラーや限定モデルは、登場から数シーズン以内のほうが評価されやすいため、早めの売却がリセール率を高く保つコツになります。
付属品をそろえて査定へ
購入時のハンガー、ガーメントケースなどもあるようでしたら、なるべく揃っている状態で査定に出すと、印象が良くなり査定額がプラスになる場合があります。
また、未使用品であれば、紙タグも付いている状態であることを写真でわかるようにしましょう。
また、汚れや毛並みの乱れなどがある場合は、簡単にブラッシングしておくなど、清潔感を意識した準備も効果的です。
細やかな気配りが、数千円から数万円の差につながることがあります。
専門店で査定を受ける
一般的なリサイクルショップでは、ブランド衣類に精通したバイヤーが少ない場合もあります。
一方で、ブランド専門の買取店やラグジュアリーアパレルに特化した店舗では、最新の市場動向や販売実績をもとに査定が行われるため、より正確な価格を提示してもらえる可能性が高まります。
テディベアコートはモデル数が多く、素材やシルエットによって相場が異なるため、「販売履歴が豊富な店舗」や「同ブランドの買取事例を公開している店舗」を選ぶのがおすすめです。
信頼できる専門店に査定を依頼することで、ブランド価値を正しく評価してもらえる=高額査定につながる可能性が高くなります。
Youtubeでも解説しています。よろしければご覧ください。
まとめ|高額査定を狙うポイント
マックスマーラの「テディベアコート」は、ブランドを代表する名作として毎年注目を集めており、中古市場でも高い人気を維持しています。
特に現行モデルや美品は需要が高く、シーズン前(秋口)に売却することで査定額がアップしやすいのが特徴です。
また、ハンガーやガーメントケース、タグなどの付属品を揃えておくことで、コートの状態をより良く見せられます。
そして、一般的なリユース店ではなく、ブランド衣類を専門的に扱う買取店を選ぶことも、高額査定への近道です。
ただし、昨年ぐらいからアウトレットでも出回るようになってきているので、今のリセール率が今後も続くかはわかりません。
価値のあるアイテムだからこそ、この記事を通して売るタイミングと店舗選びを失敗せずに、納得のいく価格で手放すことができたら幸いです。
この記事を書いた人