メレダイヤは買取価格に含まれている?価値と相場の状態を徹底解説
2025.02.20

- 「貴金属の買取で小さなダイヤは価値があまりないと言われたことがあるけど、小さくてもダイヤなのだから評価してくれないかな?」
一見すると目立たない存在ですが、実はしっかりとした価値があるのをご存じでしょうか?
「こんなに小さいし、買取価格なんてつかないんじゃない?」 と諦めるのはまだ早い!
実はメレダイヤにも査定基準があり、条件次第では買取価格がつくこともあります。
さらに、高額査定を狙うポイントを押さえておけば、想像以上の価格になることも。
この記事では、メレダイヤの基礎知識から価値の見極め方、高額買取を狙うコツ まで分かりやすく解説します。あなたのジュエリーに眠る小さな輝きを、大きな価値に変える方法を紹介します!
【基礎知識】メレダイヤってどんなダイヤ?

メレダイヤの「メレ」は、フランス語の「mêlée(メレー)」に由来し、「混ざったもの」「入り乱れたもの」という意味を持つ言葉で、「小粒石」 を指します。
小粒のダイヤモンドが集まり、華やかに輝く様子がこの言葉と結びつき、ジュエリー用語として定着しました。
また、英語でも「melee diamond(メレーダイヤモンド)」と呼ばれ、細やかな輝きを添えるダイヤモンドとして広く知られています。
直径で約3mm程度のものが多く、婚約指輪やエタニティリングなどに使用されることが一般的です。
- ✅サイズによる分類
- 明確な定義はありませんが、アメリカにあるGIA(米国宝石学会)では、 0.2カラット未満の小さなダイヤモンド と定めています。
・ラージメレ:0.08ct以上の比較的大きめのメレダイヤ
・スターサイズ:0.02ct以下の非常に小さいダイヤ
- ✅品質の違い
- メレダイヤも大きなダイヤモンドと同様に品質が評価されます。
高品質の条件:無色透明で、内包物(インクルージョン)が少ないもの
低評価の条件:黄色や茶色に変色していたり、黒い内包物が目立つもの
メレダイヤは買取価格に含まれるのか?
まず、メレダイヤがどのような条件で買取価格に含まれるのか、または含まれないのかを見ていきましょう。
- ✅含まれるケース
- ダイヤ、宝石専門店や販売ルートが充実している店舗では、メレダイヤに価格をつけるケースも多くあります。
価格の計算方法(例)
メレダイヤは業者間で「1単価」で取引されます。
以下は具体例です。
・1ctの単価:6,000円の場合
0.1ctのメレダイヤ:6,000 × 0.1 = 600円
・高品質メレ(1ctの単価:30,000円)の場合
0.1ctのメレダイヤ:30,000 × 0.1 =3,000円
- ✅含まれないケース
- 一般的なジュエリーに使用されているメレダイヤは、買取価格に含まれないケースもあります。
その理由としては以下が挙げられます。
1、単体の市場価値が低いため
小さなサイズのため、1粒あたりの価格が安いためです。
2、仕分けの手間
メレダイヤはサイズや品質ごとに分類が必要であり、その手間がコストに影響します。
メレダイヤがプラス査定されやすい条件
メレダイヤは単体では評価が難しい場合もありますが、特定の条件を満たせばプラス査定の対象になります。
特に、ブランドやデザイン性、地金の種類などが影響し、査定額がアップする ことがあります。
以下の動画では、貴金属の査定方法や実際にノーブランドジュエリーで地金価格以上の評価を付けて買い取った実例をご紹介しています。
- ✅ブランドジュエリーの場合
- 高級ブランド(ティファニー、カルティエ、ハリー・ウィンストンなど)のメレダイヤは品質が高く、査定額がアップする傾向があります。ブランド独自のデザイン性が評価されるため、製品としての価値が高くなります。
- ✅デザイン性が高いジュエリーの場合 メレダイヤがぎっしりと敷き詰められた「エタニティリング」や「パヴェデザイン」のジュエリーは、デザイン性が評価対象となり、プラス査定されやすいです。
- ✅地金との相乗効果 メレダイヤが付いたジュエリーでは、地金(ゴールドやプラチナ)の重量も買取価格に含まれます。例えば、金相場が上がっている場合、地金部分だけで高額査定になる可能性はあります。
メレダイヤが使われている主なジュエリーデザイン
メレダイヤは、主にジュエリーの装飾やアクセントとして使われます。
そのサイズと形状の特徴を活かし、様々なデザインに使用されることが一般的です。
以下は、メレダイヤがよく使われるジュエリーデザインです。

メレリング
メインダイヤの周囲にメレダイヤを配置し、全体の輝きを強調するデザイン。

エタニティリング
小さなダイヤを連続して配置し、リング全体を輝かせるデザイン。特にフルエタニティは人気が高い。

パヴェセッティング
石畳のようにダイヤを敷き詰めた豪華なデザイン。光を反射し、一体感のある輝きを放ちます。

ハローセッティング
センターの大きなダイヤモンドの周囲をメレダイヤが囲むデザイン。メインストーンを大きく見せる効果があり、婚約指輪に人気。

テニスブレスレット
小さなダイヤがチェーンのように一列に並べたブレスレットで、シンプルながらも上品なデザイン。

ミステリーセッティング
メレダイヤを金属の爪を見せずに留めるセッティング方法。まるで石だけが並んでいるように見えるのが特徴。
- ⚠️注意点:店舗選びが重要
- メレダイヤを査定に含めるかどうかは店舗ごとに異なります。 信頼できる宝石専門店や、査定基準が明確な店舗を選ぶことが大切です。 また、複数店舗での査定を受け、価格を比較するのも大切です。
まとめ|メレダイヤを賢く売るために
メレダイヤは単体では買取価格が低くなりがちですが、売り方次第で査定額をアップさせることが可能です。
特に、ノーブランドのジュエリーであれば、ハイブランドジュエリーに似たデザインのアイテムは、地金の価値だけでなくデザインの評価を重視してくれる買取業者を選ぶことが重要です。
また、買取店によって査定基準や価格は異なるため、複数の店舗で見積もりを比較する こともお忘れなく。適正価格で売却するために、しっかりと情報を収集し、最適な買取店を選びましょう!
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