【買取情報】日本ジュエリー界の巨匠 梶光夫 MITSUO KAJI ブローチお買取しました!
2022.07.23

弊社ブログをご愛読いただきありがとうございます!retroバイヤーの佐山です!
本日は珍しいお品物をお買取りさせていただきましたので、ご紹介させていただきます。
今回ご紹介するお品物とは、知る人ぞ知る日本ジュエリー界の巨匠!!
「MITSUO KAJI 梶光夫 エマーユ ミニアチュール ペンダント&ブローチ K18WG」でございます。

- なんて可愛らしいお顔なんでしょ!!
やはり梶光夫氏の代表作といばこの「エマーユ」と呼ばれるエナメル(七宝)でしょう!その意匠の細やかさ、美しさに吸い込まれていきそうです
せっかくなので皆さんにエマーユの美しさを知っていただくため、もっと近くでお顔を拝見してみましょう!!
レディの顔を覗き込むなんて紳士としてはばかられますが・・・そこは任務ですので仕方ありません
失礼マドモアゼル・・・ではルーペを使ってと・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

- (〃Д`*)惚れてまうやろぉぉーーーーーーーーー!!!!!
ギャグが古い!!!
おっと失礼・・・・取り乱してしまいましたm(_ _)m
さてさて早速ですが、お買取り金額をお伝えさせていただきますと
14万円でございます!(2022年7月時点)
弊社としてはカルティエやブルガリ等も良いですが・・・こういった日本の作家ジュエリーもしっかりとお買取りしていきたい!!
※梶光夫・石川暢子・岩倉康二に代表される日本人ジュエラーの作品を総称して作家ジュエリーとも呼ばれます。
そんな思いもあり今回筆を取らせていただいております・・・当ブログが作家ジュエリーの売却を検討される方の一助になれば幸いです!!
梶光夫とは
世界的に有名なジュエリー作家であり、若き日は歌手としても活動されていた梶光夫氏
生まれは1944年の大阪、もともと宝飾品店の長男としてお生まれになったそうです。
歌手・タレントとしても大成されており、映画やドラマにも出演されていました。マルチすぎます・・・
歌手を引退後ジュエリー作家として家業を継ぎ、「100年後も愛され輝き続けるジュエリー」
をポリシーとして創作活動を行っております。
実際にエマーユジュエリーを発表した1983年より、多くの宝石愛好家に支持され、梶氏の狙い通り「未来のアンティークジュエリー」となりつつあると思います。
また宝石鑑定士としても優れた経歴を持ち、世界で最も信用度の高い宝石研究機関GIA(米国宝石学会 Gemological Institute of Americaの略)への留学
そこで宝石鑑定士としての国際的な資格であるGG(Graduate Gemologist)も取得しています
ご自身でも「日本ダイヤモンド鑑定所」という鑑定機関を設立され、日本のジュエリー界の第一人者として知られています。
- GIAといえばティファニーやハリーウィンストン等トップジュエリーブランドの鑑定書としても有名ですね!!
中古市場での評価
- そんなに有名な人なのにお店とか見たことないけど・・・?
それもそのはず・・・なんとMITSUO KAJI正規代理店等は存在していません!!
ではどこで購入できるのかというと、大手百貨店が主催する展示会や自社サロン(完全予約制)であれば購入可能です。
よって中古市場への流通数が非常に少ないです!
ネームバリューがあり市場への流通数が少ない点から見ても、中古市場においてもしっかりと金額をお付けできるアイテムとなります・・・が!
実はこういった作家ジュエリー刻印が結構わかりずらいです。

画像のように作家ジュエリーは「MK」のみの表記等、明確にブランド名の表記がない物も多いです これはエナメル裏面に「KAji」と表記があるのでまだ優しいのですが・・・
石川暢子さんの作品も「as time」表記や「暢」のみの表記パターン等がありますね・・・(;^_^A
作家ジュエリーは刻印がわかりずらいので、残念ながら買取店によっては作家ジュエリーとしてきちんと評価されないパターンもあり得ます。
もし査定をご検討なら、きちんと知識を持った買取店で査定してもらう事をオススメします!
代表的なコレクション
MITSUO KAJIの中でも代表的なコレクションは下記となります①エマーユ・・・今回のお品物のようなエナメル素材で、ヨーロッパの貴族等が描かれているのが特徴
②ザ・ベスト・・・最高品質のファンシーカラーダイヤや大粒の宝石を使用している
③インプレッシブ・・・犬やギター、動物モチーフが多い個性派ジュエリー
④スカル・・・ラテン語の「メメント・モリ」がテーマのコレクション 文字通りスカル
⑤名作映画・・・名作映画は1999年の作品群、映画に出てくる建造物等がモチーフ
⑥世界遺産・・・日本ユネスコ協力のもと世界遺産をモチーフに作られた2003年の作品群
惜しくも弊社に画像が無く、各シリーズご紹介ができないのですが、⑤と⑥は中古市場への流通はほとんどなく今後買取の相場上昇が見込めると思います。

また査定に関しては、画像のようにモチーフや詳細が記載された付属品があれば、より正確に査定額を評価させていただく事ができます!
使わない作家ジュエリーは是非retroにお任せください!
事前に相場を知りたい方のために弊社ではLINE査定も行っております!
先に説明したように作家ジュエリーとして評価されないお店に売ってしまうのはもったいないです
例え弊社でのご売却を検討されていなかったとしても、相場を知っておいて損はないはずです!
昔買ったけれど使う機会が無くなってしまった等あれば、お気軽にご相談ください!
それでは皆様からのご連絡心よりお待ちしております!
またジュエリーのリフォームやリペアをお求めの方はこちらがおすすめです。