【2025年5月最新】カルティエ値上げまとめ｜価格改定前後の定価一覧

2025年5月14日、Cartier（カルティエ）が一部商品の価格改定を実施しました。

昨年に続き、今年も5月のタイミングでの大幅な価格改定となり、2024年11月にすでに値上げされていた「タンク マスト ウォッチ」を除く、ほぼ全商品が対象となりました。

尚、5月1日に新発売された「トリニティ」シリーズ（ B8301507、B8301535、B7225002）も、改定対象から除外されています。

今回の価格改定には、金相場の高騰による素材原価の上昇が影響していると考えられます。

さらに、世界的なインフレや為替の変動も背景にあり、特にジュエリーや時計など高額商品で値上げ幅が大きくなっています。

本記事では、2025年5月の最新情報として、カルティエの主な商品がどの程度値上げされたのか、価格改定前後の定価を一覧で比較できるようにまとめました。

購入を検討している方や、今後の値動きが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

※表示価格は税込み価格表記

【ジュエリー】サントスチェーンが平均+20%UP!!

価格改定後の定価を確認して特に目を引いたのは、「サントス ドゥ カルティエ」のチェーンブレスレットやネックレスです。

このシリーズは、2024年11月6日の改定時にも約10～20％の値上げがありましたが、さらに価格が値上がりしています。

なかでも目立つのが、スモールサイズのネックレス（B7224582、B7224583）です。
昨年5月と11月、そして今回の改定を合わせると、合計で50％近い値上げとなっています。

かつては50万円台で購入できたチェーンネックレスが、わずか1年足らずで80万円台に突入しており、値上げのスピードの速さが際立ちます。

また、「マイヨン パンテール」の3連・5連リング（B4230600、B4230700）も、24～26％の高値上げ率となりました。

さらに、以前の価格改定からトリニティの中で３モデルが仕様変更に伴い、品番の変更も確認されましたので、価格だけでなく、仕様変更の内容についてもまとめました。

サントス ドゥ カルティエ

マイヨン パンテール

LOVE

トリニティ

トリニティ 仕様変更の詳細

ダムール

クラッシュ ドゥ カルティエ

ジュスト アン クル

【時計】サントス、ベニュワールが高値上げ率！

続いて、時計カテゴリーでは、「サントス デュモン」や「ベニュワール」シリーズが特に高い値上げ率となっていました。

中でも「サントス デュモン ウォッチ（WSSA0046）」は約30％の値上げとなり、今回の改定で時計カテゴリーの中では最も大きな上昇幅と思われます。

また、「タンク マスト」や「パンテール ドゥ カルティエ」などのクォーツ時計では、仕様変更に伴い、ほとんどの品番が変更されていました。

この点についてカルティエ公式に確認したところ、2024年11月より順次仕様が移行しており、その理由は米国で施行された “リーズ・ロー（REESE’S LAW）” への対応とのことでした。

この法律は、子どもの電池誤飲を防ぐための規制で、それに伴い裏蓋の構造が、マイナスドライバーで開けられる仕様から、特殊なセキュリティーネジへと変更されています。

出典：RENZU

カルティエからは「特殊な工具でのみ開閉可能」との回答があり、その具体的な工具の詳細は公表されていません。

このことからも、今後は裏蓋の開閉は基本的にカルティエでしか対応できなくなる可能性が高いと考えられます。

サントス ドゥ カルティエ

ベニュワール

タンク マスト

タンク アメリカン

タンク フランセーズ

パンテール ドゥ カルティエ

バロン ドゥ カルティエ

パシャ ドゥ カルティエ

ロンド ドゥ カルティエ

まとめ｜カルティエの売却は査定知識がカギ

今回は、2025年5月14日に実施された価格改定を受けて、ジュエリーや時計の主要モデルを中心に、新旧の定価や値上げ額・値上げ率をまとめました。

私たち査定士は、日々ブランドごとの最新定価や型番の変更点を把握し、付属品のない本体のみの査定でも、新旧モデルの違いを正確に見極められるようにしています。

もしご売却をお考えのお品物がございましたら、価値をしっかり判断できる専門店への査定をおすすめします。

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ご自宅にいながら、手間なく最新の買取価格を確認できますので、ぜひお気軽にご利用ください。

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