エルメス『限定カデナ』の価値とは？年間テーマや最新相場を徹底解説

どうも！買取バイヤーの林です！

皆さんはエルメスの「カデナ（南京錠）」に、“限定モデル” があることをご存じでしょうか？

エルメスでは毎年ひとつの年間テーマを掲げており、それにちなんだデザインの限定カデナ（モチーフカデナ）が、1988年から2010年まで（1989年・1990年を除く）の間に、毎年1点ずつ登場していました。
※1995年と1998年は例外的に同じ年に2つの限定カデナが出ています。



その年ならではのデザインが施された限定カデナは、実用性を超えて作品としての価値を感じさせる存在です。

中でもペガサスなど人気モチーフのモデルは、コレクターの間で非常に高く評価されており、近年は中古市場でも高値で取引される注目アイテムとなっています。

今回はそんな限定カデナについて、

• ・なぜ注目されているのか？
  
• ・どんなデザインが人気なのか？
  
• ・現在の買取相場は？
  

といったポイントを、わかりやすくご紹介していきます。

エルメスの『限定カデナ』が注目される理由

近年、エルメスの「限定カデナ」が再び注目を集めている背景には、“ヴィンテージアイテム” としての価値が高まっていることがあります。

エルメス好きの方なら、ヴィンテージのシェーヌダンクルやアクセサリーが人気を博しているのはご存じかもしれませんが、そうした流れの中で、過去にしか手に入らなかった限定カデナのコレクション需要も着実に増えています。

限定カデナは、毎年ひとつの「年間テーマ」に沿ってデザインされていて、最後に発売されたのは2010年と、既に15年以上前のことです。

例えば、過去の年間テーマには次のようなものがあります。
各テーマごとにカデナは独自の世界観を表現し、その年だけの特別なモチーフが施されています。

限定品であることに加え、長年の時を経て市場に出回る数が減っていることも、希少価値を高める大きな要因です。

今では手に入らない “その年の象徴” とも言える限定カデナは、エルメスファンの間で根強い人気になっています。

「限定カデナ」の人気モチーフと市場・買取相場

エルメスの限定カデナの中でも、特に高価買取が期待できるのは “動物モチーフ” のモデルです。

実際に中古市場でも高値で取引されており、人気と希少性の両面から高評価を得ています。

例えば、エルメスの人気スカーフ「カレ」でも、「JUNGLE LOVE（ジャングルラブ）」や「SICHUAN（四川省）」といった動物モチーフのデザインは、中古市場で安定して高値を維持しています。

この傾向はカデナにも当てはまり、動物をモチーフにした限定モデルは装飾性やテーマ性の高さから、高額査定につながるケースが非常に多いです。

それでは次に、実際に各モチーフ（動物）ごとの買取相場を見ていきましょう。

圧倒的に高額査定が期待できるのは、2007年限定モデル「ANNEE DE LA DANSE（アーネ ダンス）」です。

メリーゴーランドの回転木馬がペガサスにデザインされた、希少価値の高いカデナとなっています。

このモデルは他の限定カデナと比べても市場相場が桁違いに高く、資産価値が非常に高いため、お持ちの方は大切に保管することをおすすめします。

また、動物モチーフ以外でも「1998年限定 如雨露（じょうろ）」や「2006年限定 帆船（ヨット）」なども高価買取が期待できる人気モデルです。

その他の「限定カデナ」の買取査定もできる限り、高額査定になりますよう頑張らせていただきますので、ぜひ弊社の無料査定サービスをご利用ください。

まとめ｜エルメス限定カデナの魅力と今後の価値動向

エルメスの限定カデナは、年間テーマに沿った独自のデザインが魅力で、長い歴史と希少性から根強い人気を誇っています。

限定モデルはその年だけの特別なモチーフを持ち、特に “動物モチーフ” のモデルはコレクターからの需要が高く、近年は中古市場で徐々に相場が上昇している注目のアイテムです。

査定額には状態や付属品の有無も影響しますが、何より「その年だけの特別なデザイン」という唯一無二の魅力こそが、資産価値の根幹となっています。

今後も市場に流通する数は減少傾向にあり、コレクションとしての価値がさらに高まる可能性が十分にあります。

そのため、所有されている方は大切に保管しつつ、必要に応じて信頼できる専門の買取サービスを活用することで、エルメス限定カデナの価値を最大限に引き出していきましょう。