宅配買取の危険な落とし穴5選|損する人がやりがちな事例と注意ポイント

2025.06.20

宅配買取 注意ポイント
「送るだけでOK」「お店に行かずに楽々査定♪」——そんな手軽さが魅力の宅配買取。

自宅からブランド品や不要品を気軽に売却できる便利なサービスですが、その一方で、「思ったより査定額が低かった」「返送料がかかった」「連絡が来ない」など、想定外のトラブルを経験したという人も少なくないようです。

この記事では、宅配買取でよくあるトラブル事例を5つ紹介するとともに、安心して利用できる業者を見極めるポイントをわかりやすく解説します。

これから宅配買取を使ってみようと考えている方や、不安を感じている方は、トラブルを避けるためにもぜひチェックしてみてください。



経験者が語る!宅配買取で本当にあった危険な落とし穴5選


実際に宅配買取を利用した人の中には、「こんなはずじゃなかった…」と後悔するような経験をした方もいます。

その原因の多くは、ちょっとした確認不足や思い込みによって起きているケースがほとんどです。

ここでは、利用者のリアルな体験談を交えながら、宅配買取で起こりやすい5つの典型的なトラブルパターンをご紹介します。

① 宅配キットが届かない⁉ 発送前に起きるトラブル

宅配買取の危険な落とし穴5選|損する人がやりがちな事例と注意ポイント
申し込んだのに宅配キットが届かない、、
これは宅配買取初心者が最初に直面しがちなトラブルのひとつです。

通常、宅配キットは申し込みから1〜3日以内に届くのが一般的ですが、業者によっては発送ミスや連絡の不備が発生する場合があります。

中には、発送連絡すらないまま1週間以上待たされ、不安な気持ちになるケースも、、

このようなトラブルが起きると、サービスを利用し始めた段階で不信感を抱くことになり、たとえ高額査定をしてくれる業者であっても、気持ちの良い取引にはつながりにくくなります。

現在では、多くの買取業者が申し込み完了と同時に自動返信メールを送信する仕組みを導入しており、これが届かないケースは非常に稀です。

そのため、申し込み後に自動返信が届かない場合は、入力ミスやメール受信設定の問題など、申込内容に何らかの不備があった可能性をまず疑いましょう。

以下は、申し込み時に特によく寄せられるトラブル例です。

✅よくあるトラブル例
・自動返信メールが届かない:キャリアメール(例:@docomo.ne.jp@ezweb.ne.jp@softbank.ne.jp)を使用しており、受信設定により自動返信メールがブロックされている。
自動返信メールには、宅配キットの「受取日時指定」「集荷日時指定」など重要な情報も記載されています。届かない場合は、後から確認できないため、特に注意が必要です。

なお弊社では、ネット申し込みが苦手な方のためにお電話(0120-503-840)での受付も行っています。ネットでの申し込みに不安や不備がある場合は、お気軽にご相談ください。迅速に対応させていただきます。

② 実はよくある⁉ 中身違い・未着・破損トラブル

宅配買取の危険な落とし穴5選|損する人がやりがちな事例と注意ポイント

宅配買取では、「送ったはずのものが入っていないと言われた」「付属品が確認できないと連絡がきた」などの “中身違い” や “未着” に加え、配送中の “破損トラブル” も起こりがちな問題です。

利用者側にとっては「確かに入れた」「しっかり梱包した」と思っていても、業者に届いたときには足りなかったり、状態が変わっていたりすることがあります。

✅実際のトラブル例
・「送った商品とは異なるアイテムの査定結果が届いた」
・「送った商品が「見当たらない」「入っていない」と言われた」
・「ブランド食器を発送したところ、到着時には破損していた」
こうした問題は、業者側の確認漏れや配送中のトラブル、あるいは利用者の梱包ミスや申し込み時の記載漏れなど、複数の要因が絡み合って起きることで発生します。

実際にどういった経緯で起きるのか、具体的な実例を交えて詳しく見ていきましょう。

「送った商品とは異なるアイテムの査定結果が届いた」

宅配買取の危険な落とし穴5選|損する人がやりがちな事例と注意ポイント

宅配買取で稀に起こるトラブルの一つに、利用者が送った商品と全く異なるアイテムの査定結果が届くケースがあります。

こうした状況は利用者にとって驚きや不安の原因となり、取引への信頼感を損なうことも少なくありません。

では、なぜこのようなトラブルが起こってしまうのでしょうか?

✅発生する主な原因
・利用者側の記載ミス:例えば、申込書には「グッチ バッグ」と記載されているものの、実際に送られた商品はプラダのバッグだった、というような場合です。商品と申込情報の不一致で発生するトラブルです。

・業者側の確認ミス:商品の登録作業時に誤った情報を入力してしまうケースです。たとえば「グッチ バッグ」と入力すべきところを「プラダ バッグ」と誤って登録してしまうことがあります。
原因が利用者側か業者側かはケースによって異なりますが、こうしたトラブルに気づいたら、速やかに買取業者のカスタマーサポートに連絡することが大切です。

送った商品が「見当たらない」「入っていない」と言われた

宅配買取の危険な落とし穴5選|損する人がやりがちな事例と注意ポイント

このトラブルも宅配買取では数百件に1件ほどの頻度で発生することがあります。

「確かに箱に入れたはずのアイテムが届いていない」と業者から連絡を受けると、利用者としては驚きと戸惑いを隠せません。

しっかり確認したつもりでも、「入っていません」と言われると、不信感を抱くのは当然です。

✅発生する主な原因
・利用者側の記載ミス:例えば、一度は査定に出すつもりで商品を箱に入れ、申込用紙にも記載したものの、発送前に気が変わって取り出した。 しかし申込用紙の内容を修正しないまま発送してしまい、「入っていない商品」として連絡があった。こうした手続き上の見落としは、意外と多くの方が経験しています。

・業者側の確認ミス:小さなアイテム(例:指輪やネックレスなど)が段ボールの隙間や緩衝材の下に入り込み、開封時に見つからず「入っていない」と判断されてしまった。とくにジュエリー類は、厳重に梱包すると逆に目立ちにくくなることもあります。
✅その他のトラブル例
・違う商品の付属品が同梱されていた:バッグAにバッグBのショルダーを同梱していた。

・ギャランティカードが別の商品のものだった:時計の保証書が、別モデルのものだった。
付属品の有無は査定額に関わるポイントですが、「正しい付属品がそろっているか」が前提になります。

誤って異なるものを同梱しても、プラス評価にはつながらないため、発送前に念のため確認した方が良いポイントです。

査定に出した商品が配送中に破損した

宅配買取の危険な落とし穴5選|損する人がやりがちな事例と注意ポイント

宅配買取における代表的なトラブルのひとつが、配送中の破損です。

「発送時には問題なかったのに、到着後に壊れていた」「事前査定では“美品”評価だったのに、キズや破損を指摘された」──そんなケースも実際に発生しています。

特に以下のようなジャンルでは、破損のリスクが比較的高い傾向があります。

  • ・ブランド食器、ガラス製品
  • ・陶器製の人形や置物
  • ・腕時計などの精密機器
  • ・トランク、キャリーバッグ

割れ物や精密機器は、丁寧に梱包していたつもりでも、配送中に強い衝撃を受けることで破損してしまうことがあります。

例えば、ブランド食器が到着時にヒビ割れていたり、精密な時計が輸送中に動かなくなっていたというケースも少なくありません。

また、キャリーバッグのような大型アイテムの場合は、適した段ボールがないまま簡易的に発送され、到着時にタイヤが割れていたという事例もあります。

こうした破損トラブルの多くは、配送会社の取り扱いだけが原因ではなく、発送時の梱包方法に問題がある場合が多いです。

見た目には「しっかり包んだ」と思っていても、箱の中で商品が動いてしまう状態では、移動中の揺れや圧力によって破損が生じる可能性が高まります。

▼陶器人形のような繊細なお品物の梱包方法はこちらの記事をご参照ください。
専用の箱を捨ててしまった!リヤドロの人形を安全に配送する梱包方法


トラブルを防ぐための対策ポイント


宅配買取では、「中身違い」「未着」「破損」といったトラブルが起こることがありますが、発送前のちょっとした確認や工夫で未然に防げるケースがほとんどです。

特に初めて利用する場合は不安も多いはずです。以下のポイントを意識することで、安心して取引を進めやすくなります。

✅発送前のチェックリスト
・申込用紙と実際の同梱物を照合する
封をする前に、記載内容と中身を1点ずつチェックするのが基本です。

・小物類は個別に個包装する
指輪・ピアス・時計などは個包装し、さらに緩衝材でしっかり包むと安心です。

・箱の中で動かないように固定する
エアキャップや新聞紙などでスキマを埋め、輸送中の揺れや衝撃を防ぎましょう。

・注意喚起の表示をする
「ワレモノ」「精密機器」「天地無用」などのシールを貼って、配送時の取り扱いを促します。

・発送前に写真を撮っておく
商品や付属品、梱包状態を撮影しておけば、万一のトラブル時に証拠になります。
すべてを完璧に行うのは少し大変かもしれませんが、とくに初回の利用時や高額商品を送るときには、このくらい慎重なくらいがちょうどいいと言えます。

「ちゃんと届くかな?」という不安を減らす意味でも、事前の備えが後悔のない取引につながります。

③ 思ったより安い、、査定額が下がる原因と対処方法

宅配買取の危険な落とし穴5選|損する人がやりがちな事例と注意ポイント
LINE査定では5万円前後と聞いていたのに、実際の査定額は2万円、、こんなに違うなんて納得できない
このように事前査定と最終的なご案内金額にギャップが生じてしまうケースは正直に申し上げるとございます。

宅配買取では、「実物確認後に減額される」 というのは珍しいことではなく、むしろ一定の割合で起こります。

✅よくある査定額の減額理由
・写真と実物の状態に差があった
査定時の写真からは確認できなかったキズや汚れ、補色、サビ、破損や色褪せなど目立つダメージがあった場合は、評価に影響することがあります。

・付属品の欠品
箱・ギャランティカード・保存袋など、本来セットであるべき付属品が不足していた場合、その分の減額がある場合があります。

・査定タイミングによる相場の変動
事前査定から一定期間が経過している状態で実物が到着した場合に、相場変動の激しいお品物は事前査定時の相場と大きく変わってしまっていることがあります。

✅対策|納得できる査定を受けるためにできること
① 事前査定では「気になる点」もあえて伝える
見落とされがちな角擦れ・型崩れ・内側の汚れなどは、LINE査定の時点で正直に伝えましょう。「正確な情報=ギャップのない査定」に繋がります。

② 付属品の有無を明記し、写真でも記録を残す
商品と付属品の全体を撮影し、万が一の減額や紛失トラブルにも備えられるようにしておきましょう。

③ お品物を丁寧に梱包する
配送中にキズが付く可能性もあるので、エアパッキングなどで包むようにする。

④ キャンセルしたら送料負担!? 見落としがちな返送料

宅配買取の危険な落とし穴5選|損する人がやりがちな事例と注意ポイント

「査定額に納得がいかなかったからキャンセルしたい」と申し出たところ、

「返送料はお客様のご負担です」と言われて戸惑った——そんな声も宅配買取では実際にあります。

配送コストが年々上がっている今、返送料が1,000円〜2,000円を超えることも珍しくなく、「無料で査定できると思っていたのに出費がかさむなんて…」と後悔するケースも少なくありません。

宅配買取では、「査定額に納得できない場合はキャンセルOK」とする店舗が多い一方、その際の返送料は利用者負担としている業者もあります。

これは、買取不成立でも発生する「往復送料のコスト」を抑えるために設定されているものです。

しかし、基本的には取り扱いジャンルや商材の価格帯によって返送料の扱いは変わります。

✅返送料負担の傾向
・高額なブランド品を扱う業者:
顧客満足や信頼性を重視しているため、キャンセル時でも返送料は業者負担とするケースが多いです。

・本、ホビー、ゲームなど幅広く取り扱う業者:
商品単価が安い場合、返送料は原則として利用者負担となっていることが多いです。

✅トラブル回避のためにできること
・「キャンセル時の返送料負担」についてFAQや利用規約を事前に確認する

・ホームページで分かりにくい場合は、問い合わせて確認する:
電話・メール・LINE査定のチャット窓口などで、気軽に確認しておくと安心です。

見落とされがちですが、「返送料の扱い」も業者選びの比較ポイントです。

宅配買取は便利な一方、査定結果に満足できなかったときのことも想定しておかないと、思わぬ出費やストレスにつながる可能性があります。

「念のため返送料も確認しておく」それだけで、後悔のない宅配買取につながります。

⑤ 買取代金が振り込まれない、、手続きミスや登録漏れ

宅配買取の危険な落とし穴5選|損する人がやりがちな事例と注意ポイント

宅配買取を利用して、査定結果に納得して承諾したにもかかわらず、「代金が振り込まれない」「入金予定日を過ぎても着金していない」というお問い合わせをいただくことがございます。

突然の入金遅れに、「もしかして詐欺…?」と不安になる方もいらっしゃいますが、実際には、手続きの不備や確認漏れによるもの多いです。

✅よくある原因
・本人確認書類の提出が未完了だった:
買取サービスでは古物営業法に基づき、本人確認書類の提出が法律で義務付けられています。査定に納得して承諾しても、書類が提出されていない場合は代金の振込が保留となります。

・振込口座情報に誤りがあった:
口座番号や名義の入力ミス、登録名義と実際の口座名義が一致しない場合、銀行側でエラーが発生し、振込が正常に行われないことがあります。
本人確認や口座登録の手続きが未完了だった場合、業者側から別途案内が届くのが一般的ですが、
「買取承諾=振込完了」と思い込んでいると、その案内に気づかず振込遅延につながることがあります。

LINE通知・メール・マイページなど複数のチャネルをこまめに確認し、見落としがないようにしておきましょう。

査定に納得して承諾した時点では、まだ手続きの途中段階です。

「代金の振込完了」までが宅配買取のゴールなので、スムーズな取引のためにも、最後まで気を抜かずに利用しましょう。

失敗しない宅配買取のコツ|業者選びで確認すべき5つの視点


ここまで、宅配買取で起こりうるトラブルの事例を紹介してきました。

「査定額が予想以上に低い」「キャンセルで返送料がかかった」「商品が破損した」など、実際に体験した方の声から見えてくるのは、業者選びを間違えると後悔するリスクがあるという事実です。

では、失敗せずに安心して宅配買取を利用するには、どんな点に気をつければよいのでしょうか?

以下は、申し込む前に確認しておきたい「5つのチェックポイント」です。

  • ① 事前査定で価格の透明性が高いか?細かい評価ポイントまで記載されているか
    事前査定では、「いくらくらいで売れるか」という金額の目安だけでなく、どのような状態・条件を想定しているのかが明記されているかも重要です。たとえば、「美品想定で5万円前後、キズあり・付属品なしの場合は3万円程度」といったように、査定額に影響する要素(コンディションや付属品の有無など)を詳しく提示してくれる業者は、信頼性が高く安心です。

  • ② スピード対応&誠実なやりとりができるか
    宅配買取では、やりとりのスムーズさや対応の丁寧さが安心材料になります。問い合わせやLINE査定への返答が早い、質問に対して的確で誠実な回答がある、査定理由をきちんと説明してくれる――こういった対応ができる業者は、トラブルの際も適切にフォローしてくれる可能性が高いです。

  • ③ 利用者レビュー・買取実績は十分にあるか
    過去の取引件数が多く、実際に利用した人の声がネット上に多く掲載されているかもチェックすべきポイントです。「査定が早かった」「丁寧な対応だった」など、ポジティブな口コミが多い業者は、対応力や信頼性が高い傾向にあります。また、「取引実績◯万件」「リピーター率◯%」などの実績を公式サイトで公表している業者は、自社のサービスに自信を持っていると判断できます。

  • ④ 返送料・キャンセル料が無料か
    査定額に納得がいかなかった場合に、キャンセルが可能かつ無料で返送してもらえるかは大事なチェックポイントです。表記上「査定無料」と書かれていても、キャンセル時の送料が自己負担になるケースもあるため、利用規約やFAQで返送ポリシーを確認しましょう。

  • ⑤ 梱包キットや発送手順は分かりやすいか
    自宅から商品を発送する際、分かりやすく丁寧な説明書があるか、梱包資材が十分に用意されているかで、準備のしやすさが大きく変わります。特に初めて宅配買取を利用する方にとっては、「何をどう包めばいいのか」が明確であることが安心材料になります。また、集荷の手配がスムーズにできるか、発送の流れにストレスがないかも業者のサービス品質を見る上でポイントになります。


ここまでのチェックポイントを押さえておけば、宅配買取を安心して利用しやすくなります。

とはいえ、「結局どの業者に申し込めばいいのか分からない」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

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まとめ|トラブル回避の鍵は「事前確認」と「業者選び」


宅配買取は、自宅にいながら手軽にブランド品を売却できる便利なサービスです。

しかしその一方で、「思ったより査定額が低かった」「キャンセルで返送料がかかった」「連絡が来ない」といったトラブルが発生する可能性もゼロではありません。

こうしたトラブルの多くは、申し込み前の確認不足や、業者選びを誤ったことが原因で起こるものです。

安心して宅配買取を利用するためには、事前にサービス内容や規約をきちんと読み込み、「もしものとき」に備えておくことが大切です。

宅配買取は、使い方次第でとても便利で賢い選択肢になります。

後悔のない取引をするためにも、「事前確認」と「業者選び」を怠らないようにしましょう。


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