ブランド品を売るなら委託販売がお得!おすすめ業者【3選】
2024.04.13
- 「ブランド品が思ったよりも高く売れない…」
「使っていないブランド品を売りたいけど、どこで売ればいいのか分からない…」
・メルカリやラクマなどフリマアプリに出品する
・買取専門店に買取してもらう
多くの方は “①自分で売る” か “②買取に出す” でご検討されると思います。
ですが、実はブランド品を売る方法はそれだけではありません。
その方法とは、本記事で詳しく解説します委託販売という方法です。
- ✅委託販売とは
- ブランド品を売りたい方(売り主)が、品物をお店(委託販売店)に一定期間預けて、お店が販売を代行するサービスです
今回は「委託販売」の特徴や詳しい活用方法、おすすめ業者も紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
- ブランド品を売りたいけれど
- ・フリマアプリに出品するのは面倒くさい…
- ・買取店は安く査定されそうで怖い…
- ・どこに相談すればいいのか分からない…
「何からはじめればいいのか分からない…」とお困りではありませんか?
retroではブランド品の買取や委託販売など、お客様にあわせたご提案が可能です。
プロの査定士がお客様のブランド買取をサポートいたします。
委託販売だと返金額が高くなる理由
それでは、委託販売についてもう少し細かなところも解説します。
委託販売は、「ブランド品を売りたい方(売り主)が、品物をお店(委託販売店)に一定期間預けてお店が販売を代行するサービス」とお伝えしました。
預けたお品物が売れた場合は、お店から売り主様に手数料を差し引いた金額で返金されます。
ではなぜ、買取専門店での買取より、委託販売の方が得をするケースが多いのでしょうか。
それは、買取の場合だと平均して販売額の50%程度の買取額になることが多いのに比べて、委託販売は販売額から手数料を差し引いた額を手にすることができ、その手数料は10%〜30%程度のお店が一般的だからです。
お店側から見れば、お品物を買い取っていないので、売れるまでは在庫の所有権は売主様にあります。
そのため、無在庫販売に近い状態となり、仕入れリスクを抑えることができます。
また、売主様への返金はお品物が売れてからとなりますので、利益を確定させた状態で返金できます。
つまり、お店側は損をするリスクもないことになります。
対して買取の場合だと、お店側が在庫を保有することになるので、長期在庫となった場合は相場が変わってしまい、赤字になるリスクがあります。
査定士は高く売れて〇〇円、安くなっても〇〇円で売れそうだ!と長年の経験からそのお品物の販売価格を推測して買い取りますが、相場変動が激しいお品物や相場情報が少ないお品物の場合は想定を下回ることもあります。
そのような事情から買取による返金額と委託販売による返金額は返金率が変わってくるのです。
委託販売と比較される売却方法
「ブランド品を売りたい!」と思ったとき、思い浮かぶのは、メルカリなどのフリマアプリや買取専門店ではないでしょうか?
ここでは、委託販売と比較される売却方法について、それぞれのメリットやデメリットを紹介していきます。
フリマアプリ
フリマアプリとは、事務局が仲介するオンライン上のフリーマーケットです。
有名なサービスとしては、メルカリや楽天ラクマ、ヤフオクなどがあり、聞き馴染みがある方も多いと思います。
フリマアプリでは、売りたい人(販売者)と買いたい人(購入者)が直接取引をすることになります。
出品作業が面倒ではない人や自分で自由に値段を設定したい方におすすめです。
フリマアプリ メリット | フリマアプリ デメリット |
---|---|
自由に値段設定ができる | 写真撮影や説明文入力などの出品作業や発送に手間がかかる |
手取りが大きくなる(10%程度の販売手数料のみ引かれる) | 値下げ交渉など、購入者と直接取引をするため、トラブルになりかねない |
偽物も出回っている |
買取専門店
買取専門店とは、ブランド品を売りたいお客様が持ち込んだ品物の査定を行い、査定額をお客様へお支払いするお店のことです。
自分で出品作業をするのは面倒な方、すぐにお金がほしい方におすすめです。
買取専門店のメリット | 買取専門店のデメリット |
---|---|
すぐにお金が手に入る | 知識がないと安く買取される可能性もある |
自分で売る手間を省くことができる | 流行や価値によって、品物の金額に偏りがでる |
交渉次第で査定額を上げられる |
業者オークション出品代行
業者オークション出品代行とは、ネットオークション代行業者がお客様からお預かりした品物をブランドオークションへ「出品」させていただき、出品された品物が落札されたら、落札価格から手数料を差し引いた金額が返金されます。
自分で出品作業をするのは面倒な方、スピーディにオークションで販売してほしい方におすすめです。
- ✅委託販売との違い
- オークション形式の出品となるので、売主様には「いくらまで達したら売却する(指値)」を決めていただきます。
指値に達したらそれ以降は競りが終わるまで値段が吊り上がっていきます。希少性の高いお品物ほど競りが過熱するのでオススメです。オークションは週1や月1開催などブランドオークションによって開催時期は様々です。
業者オークション 出品代行のメリット | 業者オークション 出品代行のデメリット |
---|---|
販売価格が高額なお品物ほど小売しても売却まで時間がかかるが、オークションなら適正な指値で出品すれば早く売却できる | 売却希望金額が高い場合は指値の設定が高くなりがちなので、オークションの入札に誰も入らず、不落で流れてしまう |
自分で売る手間を省くことができる | 指値に届かなかった場合の再出品は次のオークション開催日まで待たなくてはいけない |
- 【関連記事】買取よりお得!ブランドオークション出品代行
オークション代行サービスをご利用いただいた時の実例を紹介
>記事について詳しくはこちら
委託販売が一押しの理由とオススメのお品物
ここまで委託販売以外の売却方法について紹介してきました。
では、ここからは、肝心の「なぜ委託販売がいいのか」について説明していきます。
まず、委託販売のメリット、デメリットはこのような感じになります。
委託販売のメリット | 委託販売のデメリット |
---|---|
自分で販売、配送する手間を省くことができる | 売れてからの返金なので入金まで時間がかかる |
買取よりも高い返金額が期待できる | 委託品のお預かり期間内に売れない可能性もある |
複数のネットショッピングに同時出品するので、認知拡大が期待できる |
・値下げ交渉など購入者と直接取引するのが面倒くさい
・少しでも高い金額で売って現金化したい
そんな方へおすすめなのが、まさに「委託販売」なのです! ですが…
- 少しでも高く売りたいなら自分でフリマアプリに出品した方が一番いいんじゃない?
実はフリマアプリでの出品も必ずしも利益を最大化できるとは限らないんです。
それは、商品タイトルの付け方、説明文の書き方、写真撮影の仕方など
そのお品物を買いたい人がどんな情報を知りたいのかわからないで、出品すると良いお品物でもユーザーの検索結果に表示されず埋もれてしまうからです。
また、委託販売の場合は個人売買でよく使われる「メルカリ」「ヤフオク」「ラクマ」以外にも「楽手市場」「Amazon」「ヤフーショッピング」などにも出品できるのも大きな魅力です。
販路が多いという事はそれだけ人の目に触れる機会も増えますし、選べる決済方法も多くなるということです。
高額なお品物ほどセールやポイントを活用したい方も多いので、貯まってたポイントが使えるならと出品した金額でそのまま売れていくということもよくあります。
自宅にブランド品が眠っていて、売れるまで多少の時間がかかっても大丈夫、という方にはもってこいですね。
ですが、どんなお品物もオススメというわけではありません。
それでは、どんなお品物がオススメなのか?弊社の過去事例も交えて具体的に解説します。
委託販売におすすめの衣類・靴
委託販売でオススメのアイテムカテゴリーとして代表的なのは定価に対して買取金額が安くなりやすい、「衣類」や「靴」が上げられます。
衣類や靴はサイズがあるお品物となりますので、ゴールデンサイズから外れるお品物はどの買取業者も買取価格を安く抑える傾向があります。
メーカーによってもサイズ感は異なりますが、衣類なら「XXS」や「3L」のような表記よりも「S、M、L」サイズの方が売りやすいとなりますし、靴の場合はレディースで「23~25cm」、メンズは「26~28cm」が一般的にはゴールデンサイズと言えます。
このゴールデンサイズから外れる「小さすぎる」もしくは「大きすぎる」お品物は委託販売に向いています。
買取は安くても委託販売ならゴールデンサイズの相場で出品して徐々に値下げしていき高値で売却を狙うのも良い方法です。
また、サイズ以外にも良い素材を使っていて定価が高額なのに「ブランドのモチーフが目立たない」ことから買取価格が低めなアイテムも委託販売に向いています。
オシャレな方ほど、見ればハイブランドとすぐにわかる(ドヤれる)アイテムは選びません。
ですが、高価査定になりやすいアイテムはモチーフがはっきり付いていて見ればハイブランドとすぐにわかるドヤれるアイテムです。
パッと見てハイブランドとわからないアイテムはフリマアプリで売ろうとしても、お品物の説明も難しく、売り方を間違えれば欲しい方の目に留まりません。
そのようなお品物は自分で出品するよりも委託販売で業者に任せるのが賢明です。
例えばこちらの「ロロピアーナ」のお品物
見る人が見ればロロピアーナとわかりますが、たいていの人はパッと見てどこのブランドか言い当てることはできないお品物です。
こちらのお品物を一般の方がフリマアプリで出品しようとすると「ロロピアーナ ケープコート」となります。
素材のカシミヤは書かれるかもしれませんが、アイテム名や型番まで記載して出品している方はほぼいないかと思います。
そこまで書いて出品している方はそのお品物を熟知している非常に販売に慣れている方です。
「ロロピアーナ」や「マディソンブルー」のようなそもそもデザインにモチーフが少ないブランドや「タリアトーレ」のようなスーツブランドも委託販売がオススメです。
続いて、靴のカテゴリーです。
こちらのスニーカーはディオールとナイキのコラボでプレ値で大注目だったスニーカーです。
このスニーカーは定価20万円ほどにも関わらず、2020年発売当初は100万円以上で取引されていました。
その後、当初の熱は落ち着いたものの現在でも高値で取引されています。
スニーカー以外にも人気デザインのパンプスやサンダルなど、状態が良いお品物だった場合は委託販売がオススメです。
委託販売におすすめのバッグ
続いて、バッグのカテゴリーです。
バッグの場合ですと、基本的には有名なハイブランドならどこも高値で買取しますので、それほど多くはないのですが、ブランドによってはオススメの場合があります。
例として上げたこちらのバッグ↑
ブランドは「ロジェヴィヴィエ」です。
ロジェヴィヴィエと言えばストラスバックルやクリスタルデザインのスニーカーやパンプスが特に人気が高いブランドです。
靴のイメージが強いブランドとなりますので、バッグだと靴よりも売りづらくなります。
そのため、買取価格はどうしても安くなってしまいます。
もう少し分かりやすい例をあげますと、ロレックスの「時計」は欲しくなっても、ロレックスの「バッグ」が欲しいとはならないと思います。
このブランドだったらこれ!というようなイメージがあるブランドは、それ以外のカテゴリーになると定価が高くても売りづらいお品物になります。
そのようなお品物は買取だとお安くなりますので、委託販売でじっくり腰を据えて売ることで返金額も大きくなります。
上記のバッグの場合は、当時の査定で委託販売の開始価格【150,000円】下限価格【120,000円】
そして、買取金額は【75,000円】でした。
要するに150,000円で売り出して、売れない場合は120,000円まで値下げする可能性があるという提案になります。
150,000円で売れた場合の売主様の返金額は返金率が【80%】で120,000円になります。
買取の場合は75,000円なので、差額【45,000円】にもなります。
120,000円まで値下げしてようやく売れた場合でも【96,000円】の返金です。
このお品物の場合は、結果144,000円で売れましたので、委託販売の返金額は【115,200円】でした。
委託販売店を選ぶ際の3つのポイント
「委託販売」いいかも!と思っていただけましたでしょうか。
続いて、「実際に委託販売を依頼したい」となったとき、どういうポイントに気を付けて、お店を選べばいいのかについてお話していきます。
手数料が安い
委託販売店には「委託手数料」や「販売手数料」といった手数料が設定されています。
どちらも徴収するお店もあれば、どちらか一方しか徴収しないというお店もあります。
また、販売額や売却方法によって、返金率を変えているというお店もあります。
手数料が少なければ少ないほど、その分より多くキャッシュバックされるので、ぜひ手数料や返金率に着目してみてください。
手数料の目安としては、10%〜30%のお店が多く、販売額によって%を変えているケースが多いです。
安心して利用できる
販売を全てお任せすることになるので、やはり安心して利用できるお店がいいですよね。
安心して利用できるお店を見分けるために、以下のような点に注目してみましょう。
- ・過去の販売実績が豊富
→お店のホームページには過去の買取実績が掲載されています。ブランド品の販売に力を入れているか、依頼したいブランド品の販売実績が豊富にあるか、をチェックしてみましょう。 - ・スタッフの対応が良い
→電話対応やLINE査定の対応などのスタッフの接客もチェックしてみましょう。お任せするからこそ、信頼できて気持ちの良い対応をしてくれるお店を選びたいですね!
売れなかったときの対応がしっかりしている
ブランド品を委託販売した際、必ずしも売れるとは限りません。
そんなときどのような対応をしてくれるのか、そこもポイントとなります。
- ・委託期間はどのくらいか
(基本1ヵ月で延長するには追加手数料が必要というお店や、最長6ヵ月というお店もあります。) - ・設定されている委託期間を超えても販売したい場合の対応はどうか
(延長不可なのか、再度手数料が必要になるのか、追加手数料は必要ないのか) - ・返却される場合に送料はどちらが負担するのか
- ・委託販売から買取に変更することはできるのか
上記のような点もお店によって異なってきますので、予め把握しておくことが大切です。
おすすめの委託販売店【3選】
では、実際にどのような委託販売店があるのでしょうか。
ここではおすすめの委託販売店3つご紹介していきます。
委託業者 | 手数料 | 期間 | 買取保障 |
---|---|---|---|
retro.jp | 10~30% | 6か月 | あり |
RINKAN | 10~20% | 1か月 | 掲載なし |
Bloom | 1点 110円 +30%(店舗販売) or 10~60%(その他オークション) | 1か月 | 掲載なし |
retro.jp
ブランド品の買取と委託販売を行う弊社。
手数料は10%〜30% ※販売額によって返金率が変わります
安心ポイントは「買取保障」がある点です。
査定時に委託販売額と買取金額の双方案内があり、売れなかった場合は買取金額で買取いたします。
最長6ヵ月預けることが可能で、「やっぱり買取がいい」となれば買取へ変更できます。
RINKAN
出典:RINKAN
全国に実店を持ち、ブランド品の買取&委託販売を行うお店です。
委託手数料は10%〜20%、委託期間は1ヵ月です。
(売れなかった場合は延長・返却を選択します。)
全国に店舗展開しており、自社サイトもあるので、販路の広さが強みです。
Bloom
出典:Bloom
ブランド品・宝石・貴金属の委託販売に特化しているお店です。
委託料は1点110円+金額や販売方法によって返金率が異なります。
委託期間は1ヵ月、延長する場合は再度委託料が必要です。
高く売る5つのコツ
委託販売をする際、少しでも高く売れた方が嬉しいですよね。
ここでは高く売るための5つのコツをご紹介していきます。
付属品を残しておく
付属品によっては、販売価格、買取価格に影響する物もあります。
下記のような付属品は残しておいて、委託販売時に一緒に依頼するようにしましょう。
洋服
・純正ハンガーやガーメントケース
・着脱可能なベルトやフード
・付属のインナー
・スペアボタン
バッグや財布
・保証書やギャランティカード(正規品であることを証明してくれるもの)
・ショップカード(購入店や購入日などが記載されたもの)
・保存袋
・箱
アクセサリー
・保証書
・ケースや箱
一方で、紙袋(ショッパー)やリボンといった包装材は、買取価格への影響はほとんどありません。
時期やタイミングの見極めが大切
販売する時期やタイミングによって、価格の変動があるので、いつ売るかは重要になります。
もう着ないかもと思ったらすぐに
新しい商品や旬な商品は需要が高くなり、売る時期が早ければ早いほど、販売価格や買取価格は高くなります!
思い立ったが吉日、要らないかもと思ったら委託販売をしてみましょう。
ボーナスやイベントの前に
ボーナスが出る時期やクリスマス等のイベントがある時期は、自分へのご褒美やプレゼントを贈るために、ブランド品の需要が高まります。
季節ものは変わり目の前に
季節ものは衣替えの時期にアイテムの需要が高まります。
各季節の変わり目となる1ヵ月〜2ヵ月前を狙って、品物を預けると良いでしょう。
例えば、冬物のコートを売る場合は、10月〜11月頃ということになりますね。
匂いに気を付ける
洋服やバッグは、保存期間が長いと保存臭がしたり、喫煙される方はタバコの匂いが移ったりします。このような匂いも価格に影響しますので、可能であれば消臭してみてください。
クリーニングに出す
汚れやシミがあると、査定額が低くなってしまいます。高価買取が見込まれる品物は、クリーニングに出してから、品物を預けましょう。
一方で、コートのクリーニングやシミ抜き等のオプションは費用も高くなるので、クリーニング代の方が高くついてしまった!ということも起こりかねません…
ですので、高価買取が期待できる品物はクリーニングに出すといいかもしれません。
複数の業者と比較する
お持ちのブランド品を郵送する前に、「LINE査定」を利用することで、おおよその買取金額を知ることができます。
また、いくつかの会社で相見積もりをとることで、その品物の買取相場を把握することができますので、安く買取されてしまうというリスクを避けることができます!
LINE査定とは、LINEアプリ上でブランド品の写真を送ると、その品物の査定をしてくれるサービスのことを指します。
今ではほとんどのブランド買取店でサービスとして導入されています!
LINE査定は、会社によってタイプの違いがあり、専用フォームに沿って入力していく「フォーム入力型」と写真を送付する「写真送付型」があります。
そして、LINE査定後に、委託販売や店頭買取、宅配買取等を選んでいただくことができます!
詳しくは下記の記事をご参照ください。
ブランド買取LINE査定を徹底解説!あなたに合った買取業者選びのコツ
まとめ
今回は「委託販売」についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
「ブランド品が自宅に眠っている」
「写真撮影や出品などに時間を割きたくない」
「値下げ交渉など、購入者と直接取引するのは心配」
「買取で安く買われた経験がある」
時間がかかってもいいから、少しでも高く買い取ってほしい、そんな方はぜひ「委託販売」をやってみてください!
この記事を書いた人