金に続きビットコインバブル到来!投資するのはもう遅い?今後の値動き考察
2024.11.18

前回の投稿(7月)から数か月が経過しました。
この間、大統領選挙では共和党代表のトランプ氏が当選。その影響もあり、ビットコイン市場は再び本格的なバブル相場を迎えています。
4年に一度訪れる「半減期サイクル」のアノマリー通り、11月に入ってからビットコインは連日のように最高値を更新中です。
一方で、今年初めから最高値を記録し続けていた金(XAU)は、10月31日に付けた2790ドルをピークに11月は下落が続いています。
この記事では、金とビットコインの今後の値動き、そしてどの投資先が注目されるのかを考察していきます。
なお、前回記事では金の最高値を約2800ドルと分析していました。
詳しく知りたい方はぜひ前回の記事もご覧ください!

金とビットコインの今後の値動きについてテクニカル分析で解説!
>記事について詳しくはこちら
金相場|頭打ちサイン点灯、売却のタイミングを検討すべき時期へ

前回記事で金は「カップウィズハンドル」形成により、直近の最高値は約2800ドル付近になると予測しておりました。
※「カップウィズハンドル」の説明は前回記事参照
11月から第1週・第2週と続けて陰線が形成され、下落基調にある金相場。
調整的な下落を終えてバブル相場が継続する可能性もありますが、目標値に到達したとの見方も強まりつつあります。
以前は「金相場の上昇はまだ続く」ので、しばらく売却の様子見を推奨しました。
しかし、現在の相場では資金循環が起きており、短期~中期で下落トレンド入りした可能性もあります。
使用していない貴金属を保有している場合、今のタイミングで売却を検討するのも良い選択肢かもしれません。
現在、弊社では貴金属の買取強化中です。
ご自宅で眠っている貴金属がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!
ビットコイン相場|年内10万ドル到達は目前、さらなる上昇も?

出典:NIKKEI
11月6日、大統領選挙で激戦州(ジョージア州、ノースカロライナ州、ペンシルベニア州)を制したトランプ氏の当選が確定的になった直後、ビットコインは過去最高値を更新しました。
その後、わずか2週間足らずで価格は7万ドルから9万ドルへと急騰。
調整らしい調整もないまま、高値圏を維持しています。
この勢いでいけば、11月中に10万ドルに達する可能性も十分にあります。
前回の記事では「年内に10万ドル到達」を予想していましたが、このペースなら12~13万ドルに届くことも現実味を帯びてきました。
日本円に換算すると1BTCが1,800万~2,000万円に達する計算です。
では、現在のビットコインに今から投資するのは賢明な選択なのでしょうか?
正直なところ、9万ドルまで上昇した段階のビットコインに今から投資するのは、リスクリワードの観点でオススメはできません。
ただし、仮想通貨市場ではビットコインの上昇後、他のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)が追随して上昇する傾向があります。
これから仮想通貨バブルに参加するなら、アルトコインへの投資はまだ間に合う可能性があります。
今注目すべき仮想通貨|XRP(リップル)

出典:BitLending
出遅れ気味のアルトコインの中で、特に注目したいのがXRP(リップル)です。
かつて日本人投資家に大人気だったXRPですが、2017年の大相場後、2018年には価格が全戻し。
その後も長らく目立った動きがありませんでした。
2020~2021年のバブル期においても、最高値更新には至らず、新興アルトコインのSOL(ソラナ)に時価総額で追い抜かれる状況でした。
しかし、トランプ氏の当選を契機に、XRPを取り巻く環境は変わりつつあります。
・SECのゲンスラー委員長の退任示唆
・現物ETF誕生への期待
・アメリカ発祥コインへの税制優遇の期待
・米ロビンフッドへの再上場
・現物ETF誕生への期待
・アメリカ発祥コインへの税制優遇の期待
・米ロビンフッドへの再上場
このような好材料が相次いで出ています。
また、Teslaの共同創業者であるイーロン・マスク氏はXRPの開発元である「リップルラボ(Ripple Labs)」を250億ドルで買収する提案をしていました。
参照元:イーロン・マスクがリップルラボに250億ドルの衝撃の事実を明かす!
現在、マスク氏が率いるSNSの「X(旧Twitter)」では、新たな決済機能「X Payments」の実装予定で、このサービスにXRPを含むアルトコインが組み込まれる可能性があるとの噂も浮上しています。
参照元:X決済サービス実装へ期待増、イーロン・マスクの投稿が関心集める
この噂の発端となったのは、マスク氏が11月5日に投稿した1枚の画像から始まったとされています。

この画像は、まるで予言のように、今後世界で起こる可能性のある出来事を順序立てて描写したものであり、多くの議論や憶測を呼んでいます。
以下は、この「未来予想」とされる内容の直訳です。
1)PNut murdered by govt
(PNutが政府によって殺害される)
2) Trump victory
(トランプの勝利)
3) Balanced budget and great economy
(バランスの取れた予算と素晴らしい経済)
4) Humanity becomes multiplanetary
(人類が多惑星種族になる)
5) Amazing future
(素晴らしい未来)
(PNutが政府によって殺害される)
2) Trump victory
(トランプの勝利)
3) Balanced budget and great economy
(バランスの取れた予算と素晴らしい経済)
4) Humanity becomes multiplanetary
(人類が多惑星種族になる)
5) Amazing future
(素晴らしい未来)
1つ目のPNutは、ニューヨーク州環境保護局によって保護され、その後安楽死させられた7歳のリス、Peanut(ピーナッツ)とされています。
マスク氏は保護された後、安楽死させられたことについて、当局の行動を非難していました。
マスク氏の投稿後、仮想通貨PNUT(Peanut the Squirrel)が急騰しています。
2つ目は説明不要かと思いますが、トランプ氏の選挙での勝利です。
そして、現在は3つ目のフェーズに入っていると考えられています。
「バランスの取れた予算と素晴らしい経済」ということで、クリプト界隈では仮想通貨バブルによる多くの人が望む理想的なシナリオを意味していると憶測が広まっています。
また、4つ目の「人類が多惑星種族になる」については、マスク氏が特に力を入れているビジョンの一つである、人類の宇宙進出が描かれています。
スペースXのプロジェクトや火星移住計画に関連する内容であることから、「火星」がシンボルマークになっている「XLM(ステラルーメン)」もマスク氏の投稿後に急騰しました。
「XLM」は、XRPの元開発者であるジェド・マカレブ氏が手掛けた仮想通貨です。
それぞれの目的は異なり、XLMは個人向けの送金に特化している一方、XRPは銀行や企業間の送金手段として活用されることを主な目的としています。
「XRP」と「XLM」は兄弟のような関係の仮想通貨であることやティッカーシンボルが共に「X」から始まることなども相まって思惑が強まる可能性があります。
最後の5つ目「素晴らしい未来」はSNSの「X」からの新機能がサービス開始される。
つまりは「X Payments」のスタートとされています。
このような思惑が走っていることから、もし「X Payments」で仮想通貨XRPの実装が実現すれば、XRPが活用される場面が一気に広がり、その需要が高まることで価値が大幅に上昇する可能性があります。

XRPは今から投資するアルトコインとして最有力候補といえるでしょう。
“>まとめ|金、ビットコインは利確時期・アルト市場はまだ可能性あり
金相場は今後も調整が続く可能性が高く、売却のタイミングを慎重に検討する時期に入ったと考えられます。
一方で、ビットコインは年内10万ドル突破が視野に入り、市場は熱狂に包まれています。
今後も過去のアノマリーを考慮すると、2025年第一四半期までは上昇が継続する可能性が高いと見られます。
そのため、部分的に利確を進めるタイミングが近づいている段階と言えるでしょう。
さらに、11月現在では、ビットコインの上昇に続いてアルトコイン市場への資金流入が期待されるフェーズに差し掛かっています。
特に、長らく低迷していたXRPは、相次ぐ好材料を背景に注目の銘柄となっています。
今後の投資戦略を立てる際には、こうした市場動向をぜひ参考にしてください!
この記事を書いた人